2005年11月03日(木)
苔袋。
昨日の記事にちらりと書いた岡山は倉敷の「蟲文庫」さんのblogを見ていたら、同店で扱っている「苔袋」なる製品のことが書いてあった。コケブクロとはなんぞや?その正体はこちら。
・苔マップ
・苔の乾燥標本(2種)
・苔のポストカード(2枚)
・観察用ルーペ
が、セットで入っているんですって。お値段は1300円。
これまた昨日の記事で書いた中野のタコシェさんでもこれから取り扱いする予定だとか。
苔好きの方にはたまりませんね。試みとしてもとても面白い!
入っているひとつひとつを見ながら、手に取りながら、自分の周りの「よい苔地」を思い浮かべたり、そのへんの苔を見る目が変わったりしそうです。
手に入れたことによって生活に一適、なにかが加わるような、そういうものが「よいもの」だと思います。そういう心意気で豆本も制作してゆきたいな。
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2005年11月02日(水)
「私のミニ本・豆本展」
イラストレーターの山口マオさん(著書はこちら)が運営するギャラリー・「海猫堂」で豆本の展覧会が行われるそうです。場所は、千葉県千倉駅。約40名の方が参加されるとか。
出品者の一人、たかはしびわさんのHPの「展覧会の予定」欄に詳細が載っています。
*12月には中野の「タコシェ」、1月には倉敷市の「蟲文庫」で巡回展が行われるそうです。
*=こちらもたかはしびわさんのHPより=展示DM画像
「タコシェ」がわりと近いのですが、内房線に乗って「海猫堂」へ行くのもよさそう。倉敷・・・はさすがに遠いのですが「蟲文庫」さんのサイトはシンプルでかわいい。告知先がみんなよい感じなので、より展示に興味がわきます。
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2005年10月30日(日)
けが
週の頭に捻挫して、週の終わり、直りかけに同じ場所を再び挫いてしまいました。
もともととても捻挫しやすくて、左右の足首で10回ずつ(20回かも)くらいはやっているのです。なんでこんなに捻るのか疑問だったのですが、どうも、土踏まずの幅・高さ共にかなりしっかりある足の裏のせいらしい(超・偏平足の家人の指摘でわかった)。インソールを入れても高さが足りなくてぱかぱか浮いてしまうのです。地面にしっかりついているのは足の外側サイドなので、ちょっとした段差ですぐグキッといってしまいます。東京の路面はぜんぜんバリアフリーじゃなーい。何度やってもイキガトマルほど痛い瞬間。じゅわーっと痛みが体中をめぐります。
その後は一週間くらいで治るのですが、短期間で同じ場所を2回というのはちょっと痛手です。二度あることは三度あるともいいますし、しばらく外出を控えます。神保町の古本市も行きたかったけれど、パス。
家にいると豆本作業が進むと思いきや、くらーい気持ちと傷みや違和感のせいか気力もでず、運動もできないし(動いてスッキリしよ〜!と散歩に出たら二度目の捻挫をしたのでした)あまり長風呂もできないし、ちょっとくさくさした一週間でした。
そんなときは、りんごを甘く煮たり、栗を一個一個剥いておいしい煮込みにしたり、今シーズン初のちぢみほうれん草(ちぢれていて甘い、とてもおいしい冬に出回る種類)を炒めたり。秋の食べ物で癒されています。
早く治りますように。
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2005年10月27日(木)
「てんてん・ぐーす展」へ。
浦安のギャラリーどんぐりころころさんへ、漫画家細川貂々さん(著作)とアーティスト大内ぐーすさんによる「てんてん・ぐーす展」を観にいってきました。
ネットでギャラリーまでの道のりを調べたとき、銭湯が小さい範囲に三つもあって、なんとなく嬉しくなったわたし。実際に銭湯の前を通ってみたら、ぴかぴかの近代的なのではなく、昔懐かしいこぢんまりとしたよい大きさの銭湯。夕方だったら入っていたのに。
などと寄り道をしながらギャラリーへ到着。
やわらかい雰囲気の中にかわいらしい作品がたくさん並んでいました。お茶やお菓子までいただきながら、のんびりみさせていただきました。土人形は色鮮やか。ぐーすさんの小鳥の七宝焼きがきらきらかわいい。イラストがはいった小皿やカップなどなど、こまこまと愛らしいものに目を奪われます。
しかし、やっぱり、マトリョーシカが気になる!
並んでいるのいくつかのマトリョーシカをなんども見比べる。どれもかわいいので心でウンウン悩みながら、どんぐりやイチョウがあしらってある「アキコさん」をいただくことにした。
包んでいただきながら、たくさん並んでいるお仲間からアキコさんを引き離す気がして、ちょっと不憫でした。でもかわいいんだもの。
貂々さんは外出されていたのですが、作品が見られただけでも大満足でした。緊張するたちなので、もしお会いできてもオロオロしただろうなあ。緊張しながら、ノートに感想を書きました。
ギャラリーを出て、またすこし散歩。ギャラリーのある「フラワー通り」には色とりどりのイラストが描かれています。気に入った「ナスDUCK(&住人の方の物らしきカートの足)」。
行きに気になっていた「清瀧神社」にもおまいり。扇形のおみくじを引いてみると「中吉」。なかなかですね。本殿の彫刻がとても細かかったけれど、携帯のカメラではうまくうつらず。
フト脇を見ると「人造富士」!
これは富士山信仰が流行したころ、病人や老人、女性など、当時富士山には登れない人たちのために作られた「人口の山」です。これに登れば実際に登頂したのと同じご利益があるとされていたとか。都内にもたくさん作られ、今でもいくつか残っているそうです。種村季弘氏の「江戸東京<<奇想>>徘徊記」で人造富士について読んで以来、一度見てみたかったので、散歩がてらにうっかり見られてうれしい。
あちこち苔むしていて、実際に登ったらスベりそうだったけれど、てっぺんがちゃんと富士山らしくぺたしとしていて、下から見てもなかなか良い眺めでした。
帰りは東西線でぎゅーんと吉祥寺まで。豆本の材料をいくつか買ってかえりました。ここ数日間は、量産のためのパーツ作りです。
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2005年10月23日(日)
自分史上最小豆本。
週末も大いに苦労した指輪の本。
本文が2.5?角という大きさなので、普段の豆本よりも「1ミリの誤差ですべてが台無し」率が急上昇。作ってから、それに気づきました。
単に普段より作業がちまちまするだけ、とタカをくくっていたのですがー…。
◆作品の説明◆
「ユビワカタログ」
内容は、イラスト+文章による古今東西の指輪紹介。
・本文はマットプリント用紙、カラー(インクジェット)
・32頁+見返し
・表紙は、きらびき(その名のとおり、きらきらした紙)の
白金と灰銀の継ぎ表紙。
・見返しはマーブル(プリントのもの)
写真で背景に使っているものです。
・一冊ずつレース模様のスタンプを押してあります。
◆さらにきらきらのラメを数粒つけ、
アクリルのリングケースに入れて出来上がり。の予定です。
正式な作品をただいまプレス中。
(画像はプロトタイプなので、ちょっと作りが粗いのです)
Posted by 西イズミ パーマリンク
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