2009年12月18日(金)
クリスマスの豆本 [豆本製本]
「みつまめ」で販売したクリスマスの豆本です。「あかいねこあおいねこ」同様にジャバラ式の簡易製本の豆本が2冊セットで、これまた簡易な箱に入っております。
本文は二色カラー。表紙は緞子の布クロス、赤と緑が一冊ずつ。クリスマスネタといいつつ、猫も出てきます。函は金色、クリスマス柄の古い切手をプリントしたラベルが貼ってあります。
大きさは35ミリ×20o。価格900円也。残部僅少ではありますが、お問い合わせいただけましたら、なるべく大急ぎで発送いたします。メール(mamehon@tobiraya.net →@を小文字にしてください)もしくはメールフォームにてお問い合わせください。→お陰様で、在庫は無くなりました。ありがとうございました。(2009/12/20)
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2009年12月15日(火)
やらないいいわけを後出しで!ネットで! [豆本製本]
最近、たびたび「豆本作りを教える機会は?」と御質問いただきました。ありがたし。しかし、私はこれまで一度もワークショップ的なことをした事がありませんで、多分今後もしないと思います。その場ではもにょもにょと口ごもってしまったのですが、思うところあって、以下に後出しの言い訳を!
まず、一に技術不足、二に人見知り、三四が無くて、五に面倒くさがり。まーどうやっても向いてません。
だいたい私が豆本を愛好する理由があるとしたら、その存在のささやかさ、密やかさにおいてこそであり、しばしば豆本の大きさの定義や製本の約束事を二の次にしてしまうことも。そんな自分が教える立場になるのは、不安だしちょっと危険です。
次に、豆本は「本」なので中味が肝心です。日々の一言を綴ったり、蒐集した切手を貼ったり、物語にしたり、詩を書いたり、旅の記録を書いたり、風景をスケッチしたり、誰かへの手紙でも良いでしょう。何でも良いんです! 何かを本の形にする、そのわくわく感こそが扉やの製作をすすめてくれる力であり、おそらく、製本作業そのものはそこまで悦びを感じる作業ではないわけです(これについての善悪は別として)。いや、素材選びとかは楽しいんですけど…。
もしも作りたいけどできるか不安だ、とか、細かい作業が嫌いだ、という場合は、市販の手帖サイズのノートやメモ帳などを(無印良品にプレーンなもの各種。カルトナージュ用品売り場にも。絵手紙用品売り場には折帖タイプが充実)シールやラッピングペーパーで装飾して「自分だけの一冊」を作っても良いんじゃないかな、と思います。
豆本は、ささやかな気持ちを閉じこめるのにちょうど良い大きさです。気軽に喜楽に。別に量産する必要なぞないんです。人に見せる必要も。あとからそっと見返して、なにか楽しい事を思い出したり「なんでこんなもん作った?」と不思議になったりするのが醍醐味ではないでしょうか。
ヘンゼルとグレーテルが道に迷わないようにちょっとずつ置いていったパン、あんな感じのものが私にとっての「豆本」ではないかと思います。パンじゃないから、小鳥に食べられなくて安心。(作品としての豆本は、もちろんこの限りではありませんが…)(と、いいわけのいいわけ)
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2007年04月07日(土)
扉やのまめまつり新刊のご案内 [豆本製本]
ギリギリのギリギリまで話が、絵が、製本が、と追い込まれつつ、新豆本が出来ました。
●タイトル「魔女の湯」
内容:長い絵本。
●サイズ65ミリ×85ミリ
●本文 モノクロ48ページ
●予価1500円
表紙はウーペというもふもふした手触りの紙に本文イラストを加工したもの。ライトブルーと紺色の二色が思った以上に鮮やかに出ました。見本がありますので、ウーペの手触りだけでも確かめてみてください〜。
見返しは木目模様の和紙。銭湯のお話なので、それらしい模様にしました。本文は、快適に使用できるブッキストの書籍用紙。折りやすくめくりやすい好きな用紙です。クリーム色なので、発色が綺麗(モノクロではありますが)な気もします。
イラストはモノクロ、本文文字はブラウン。
魔女が銭湯をやっている…というタイトルまんまの話です。
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2007年03月24日(土)
この週末も [豆本製本]
刷って折って綴じて、
切って貼って綴じて。
この一連の作業の中で、時折やってくるアクシデント→失敗の流れに遭遇すると、息抜きに歩きます。うっかりすると池袋あたりまですぐです。
昨日はかねがね行ってみたかった「ブックギャラリー ポポタム」を見つけて、かわいらしい人形用箪笥を買いました。そのままふらふらとジュンク堂。最近買った携帯のスーパー解説本など、いまいち情緒的ではないものを入手。でも、今熟読してはいけない!携帯いじりたおすのは製本の後だ、とギリギリの線で踏ん張っているこの頃です。
思い切り上の描写と矛盾するようですが、がんばれ、という言葉の入ったメールが届いて嬉しいのでがんばっています。
※まめまつりのDMが若干余っているので、ご入用の方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽に御連絡下さい。→mamehon@tobiraya.net
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