2005年07月02日(土)
表紙をつけてできあがり。 [豆本製本]
本文ができたので表紙を作ります。
表裏、2枚の表紙と背表紙の芯となる厚紙を本文のサイズに合わせてカット。表紙の紙に配置し、薄めたボンドで貼り付けます。
本のみぞのための幅や、溝なしで作りたい場合など、お好みのスタイルに合わせて各種参考書をご覧になってくださいませ。
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背表紙と本文の背をボンドで合体。
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見返しと表紙を薄めたのり+ボンドで合体。
見返しを表紙にバランスよく貼り付けるのが難しいです。いつもしくじるのはここ。
できました。
しばし重たい本の下などに置き(豆本が汚れないように何かでカバーしてください)放置。忘れたころにピシッとかっこよい本ができています。後は、表紙にタイトルラベルをつければ、完成です。
というわけで、失敗を踏まえて改善しつつこの本を何冊か作ってみます。
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2005年07月01日(金)
本文完成までの道のり [豆本製本]
本文に文字を入れて印刷し、見開きごとにカット、綴じ穴もあけました。
次は、糸で綴じます。
東急ハンズで購入した製本用の綴じ糸を使ったのですが、ちょっと太すぎました。以前、豆本の教室に参加したときは「絹糸を2本取り」して綴じたのですが、その方が仕上がりが綺麗。
※糸を綴じ穴に入れる順番や、糸の後始末、遊び紙を入れる場合など、詳細は本を参照されることをおすすめします。
「自分で作る小さな本」(カラー図版多数。どれも美しく、気軽にいくつかのバリエーションの豆本を作ることができます)や「手製本を楽しむ」(豆本に限らず、”製本”について、詳細に書かれています。)など、いろいろ出ています。
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綴じ終わった状態。
本文の背は糸もろともボンドをうすくのばして固めてあります。
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本文の2倍の幅でカットし、中表に折った「見返し」用紙を本文裏表に貼ります。
本文のノド側に5ミリ幅くらいに水で薄めたボンドを塗り、接着します。
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背以外の部分(天・地・小口)が綺麗にそろうようにカットします。
ずれないように、定規はしっかり押さえます。ちょっと緊張します。カッターを持った手には余計な力を入れず、一度で切ろうとせずに、スッスッと軽やかに手を往復させましょう。
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花ギレ(背表紙と本文の間からちらりとのぞくアレ)を天地にはりつけ、その間に「寒冷紗」というガーゼのような布を貼ります。
花ギレも寒冷紗も、東急ハンズや画材店で売っています。
が、花ギレも市販品だと大きすぎるようなので、こよりと布で自作したほうが具合がよさそうです。
本文が完成し、サイズがきっちり出たのでそこから表紙・背の大きさをわり出し(こちらも参考書を参考になさってください)芯になる厚紙、表紙用の紙をサイズどおりに切っておきます。
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2005年06月30日(木)
本文完成までの道のり [豆本製本]
本文イラストが完成したら、各ページをスキャナで取り込んで、物語の文章部分を入れていきます。
一気に「本」らしくなる瞬間です。あとでカットする時に文字が切れるのを防ぐため、なるべくページの外側には配置しないように気をつけます。
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文字を入れ終えたら、いよいよプリンタで印刷します。
今回は、両面印刷するのであまり裏うつりしないよう、ちょっと厚めの用紙にしました。用紙を軽く縦・横に曲げてみて、曲がりやすい方に紙の目が通っています。完成した本の天地と平行になるように印刷の方向などに気をつけます。(紙の目と天地が平行でないと、ピタッと本が閉じなかったりめくりにくかったりするようです)
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本文はA4用紙2枚(両面印刷なので4ページ)だけ。
印刷が完了したら、カットしていきます。
金属の定規(またはカッターがあたる部分に金属が付いているもの)と、大きいカッターを使用します。大きいカッターのほうが安定していて使いやすいです。
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本文はA4用紙2枚(両面印刷なので4ページ)だけ。
印刷が完了したら、カットしていきます。
金属の定規(またはカッターがあたる部分に金属が付いているもの)と、大きいカッターを使用します。大きいカッターのほうが安定していて使いやすいです。
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表裏4ページ分の本文が6枚。計24ページの本文ができました。これらを真ん中の線できっちり折ります。折り目に鉄筆などで軽く(破ったりしない程度に)筋をつけ、折った後もへらなどでしっかり押さえると綺麗に仕上がります。
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本文用紙を重ねて開き、中央に糸で綴じるための穴を目打ちなどで3箇所バランスよくあけておきます。冊子形式の豆本なら表紙・本文とあわせて重ね、ホッチキスで閉じてしまいます。
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2005年06月28日(火)
本文完成までの道のり [豆本製本]
まずはさくさく本文のイラストを完成させていきます。
具体的な手順は以下のとおり。
スケッチブックに想定したサイズに沿ったアタリ線を引く。一見、4コマ漫画の原稿みたいな感じです。
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その「原稿用紙」にお話の進行順ではなく、両面印刷した際表裏が合うように画面を配置します。下書き冊子を解体し、「1ページ目のとなりは24ページで、その裏は2ページ目と23ページになるはずで・・・」などと確認しながらページを割り付けていく。
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割り付けどおりに下書きし、着彩。
今回はつけペンと耐水性の証券インクで主線を入れました。
下書きを消す前に文章も確認。訂正部分は下書き冊子に書いておきます。
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アクリル絵の具で彩色。
仕上げに色鉛筆でちょこちょこ小細工して完成。
●2007年6月追記
現在は、適当な大きさの原稿にイラストを描き、印刷の際に割り付けて印刷しています。この頃は、初めから一枚の紙に8Pぶんのイラストを描いてからスキャン→プリントしていました。
豆本ということもあり、なるべく単純な絵にするのでさほど時間はかかりません。
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2005年06月25日(土)
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