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2005年07月20日(水)

武井武雄作品に会いにゆこう [観る]

岡谷市-イルフ童画館-3F展示案内より。
武井武雄氏の豆本作品を手にとって見られる!そうです。


武井武雄刊本作品展139冊の宝石
武井武雄刊本作品展
これまでの「本」という常識にとらわれず、様々な素材を取り入れ実験的に制作された139冊の刊本作品。

武井武雄が、半生をかけて作り続けた造本美術の世界をこの機会に是非ご覧下さい。139冊全てを展示します。

刊本作品鑑賞会
普段読む事のできない刊本作品を、実際に手にとってご覧いただけます。物語だけでなく、素材感や、丁寧な製本作業など、様々な角度から武井の息づかいを感じてください。


もともと行くしかない。という企画でしたが、実際にさまざまな角度から見られるとはー。

◎鑑賞できる日は
7月17日(終了済)・27日・28日
8月10日・28日
9月11日
PM2:00〜で、特別な申し込みは不要だそう。

◎「イルフ童画館」へのご案内(アクセスや料金、開館時間など)はこちらへ

今月28日に思いきって行って来ます! 日帰りで。
往復6時間。どんとこい。


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2005年07月16日(土)

はじめての和装本 [読む]

「はじめての和装本―身近な道具で作れます」を買ってみました。

図版が豊富で、素朴な味わいがある作品が載っています。
基本的な作例がわかりやすく、やる気も出ます。

和装本は装丁がシンプルなので、いろいろな内容に合いそうな気がします。
押し花、肉筆画、版画など・・・。
意外とレシピ本にもいいかもしれない。
和綴じの紀行文・旅行本なんかあったらぜひ読みたいなぁ。

こうしてアイデアだけが増えてゆく・・・。ちゃんと実現しないとね。 


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プリンタトラブル顛末記 [製本の道具]

プリンタのトラブルの後、何度か試し刷りしてみたのですが、結果は変わらず。
何度やっても、「給紙エラー」ばかりでうまくいきません。
あきらめて、ほかの紙を注文することにしました。
OA用紙で裏うつりしないようなちょうどいい厚さのものがなかなかなく、あっても「真っ白」であまりにも地の紙が目にまぶしすぎるため二の足を踏んでしまい、

・紙の厚さ
・クリーム色
・インクジェットで両面印刷できる

という点を基準にさまざまなサイトを検索し、
ネットで注文することにしました。
すぐに紙は届き、テストプリント開始。
色はきれい。裏うつりもナシ。


でも・・・、厚い。厚すぎる!


この時点ではちょっとまだ失敗を認めたくないので、「こういう絵本も耐久性があっていんじゃないかな?」とか自分に嘘をついてみるわたくし。
もうひとりの自分が「無理だって!」と突っ込みつつ、本文用紙を切り、折って冊子状にしてみる。

駄目だあこりゃ。

がくーん。
和紙調の用紙には、紙の性質としてしなやかさ、やわらかさがあるから多少厚くてもめくりやすく風合いも軽かったのです。
その厚さを参考にしても駄目でした。

ああ〜、と頭を抱えていたところ(100枚くらい買ってしまっていたので)、「そういえば"書籍用紙"っての買ってたな」と思い出し、使ってみることにしました。



結果:2時間ほどで20冊分の印刷終了。
クリーム色で、裏うつりは多少あるものの許容範囲。なによりプリンタとの相性がよい。しかも安い。(100枚で420円/東急ハンズ渋谷店5Fにて)

最初から、これ使えばよかったな。
そんな幸せは意外と身近にあるという青い鳥のような経験をしたのでした。


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2005年07月13日(水)

プリンタのトラブル [製本の道具]

本文の印刷をさくさく済ませようと思うのですが・・・。
プリンタのエラーが出まくりでまったく進まず。
紙がやや厚めだからだと思うのですが、先日までは問題なくできたのです。
いろいろ調べた結果、「湿気」のせいのような気がしてきました。
中厚口の和紙調の紙で、いかにも湿気に弱そうだし。
(プリント時以外は袋に入れて保存しているのですが)

とにかくいらいら続きで、梅雨明けを待望しています。


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2005年07月08日(金)

見返し用の紙を作ってみる [製作メモ]

画像(159x180)・拡大画像(180x203)

見返し

豆本の内容は「うさぎ型のがま口・がまぴょんが普段食べているお金よりおいしいものを探しに行く」お話です。はて、おいしいものとは? というか見つかるのか? …それは読んでのお楽しみ。

出来上がった豆本の内容に合った見返し用紙が作れないかなー。という思いつきでチャレンジしてみました。
線画だけスキャンし、ペイントソフトで色や背景のマーブル調模様をつけ、パターンの元になる画像を作りました。ちょっと主線がジャギジャギしてしまったので、もうすこし解像度をあげて取り込んで再度作ってみます…。

それはさておき、できたパターン画像をしきつめればできあがり。各種ペイントソフトで簡単にできると思います。パターン画像しか作れない場合でも("ペイント"しかないとか)、Wordでパターンをしきつめれば大丈夫です。

具体的な作り方は、「RABILIC★パソコンで作るマイピクチャ/オリジナルグッズ」さんの
Rabilic★パターンで作るラッピングペーパーというページがわかりやすいです。製作例もたくさんあって参考になりました。和紙調や、絹目調などの風合いが面白い用紙にプリントするとより雰囲気が出るかも。プリントするときには「紙の目」の方向にも注意したほうがよい感じです。


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プロフィール

西イズミ

扉や(とびらや)

豆本と猫雑貨製作

西イズミ

http://www.tobiraya.net/
twitter : @brunnen_
インドアな本好き。猫の飼い主、豆本作家、雑貨作家、イラストレーター。
現在3冊の既刊があります。その他、猫関係のお仕事をときどき雑誌やテレビでしております。
☆「猫がよろこぶ手作りグッズ」(WAVE出版)
☆「猫との暮らしを楽しむヒント228」(河出書房新社)
☆「作ってあげたい猫の首輪」(河出書房新社)

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