tobiraya BLOG

本日22日発売のリクルート「ガテン」誌の巻頭記事「職人ワザ!　サイズ究極　でか×ミニびっくり手仕事図鑑」に扉やの作品＋記事が載っております。これで今日からガテン系です。…とかいいつつ自分ではまじまじ見るのが気恥ずかしい。

6月にも豆本図書室でお世話になった神谷町オープンテラスさんにて和やかに取材をしていただきました。職人というには頼りないですが…、創作の一端を記事にまとめていただき、豆本写真も大きくキレイで感謝感謝です。ありがとうございました。

鉄道模型にアドバルーン（マトリョーシカのデザインがかわいい！）、ミニチュア制服に特大せんべいと、色々な分野の職人さんたちの制作秘話が読んでいて興味深いです。
しかし、本当に我が身を振り返ると「職人」への道はまだまだ遠い〜。今日も明日も鍛錬しないとですね。

パンダ

頭の中は新作の一方、手作業は既刊作品をひたすらやっています。マメホンになりきれない途中のものたちで机がいっぱいです。

画像はケータイのカメラ画像を漁っていたら出てきました。中野の路地裏でみつけた看板。中野はおもしろいなあ。

10年以上前、初めて個展をやった喫茶店に行きました。
1年前に越してきて、再び行ける距離になったのになかなか行けずにいたのです。路地裏の目立たぬ場所にある、静かで広々とした店内は10年前とまったく変わりなく、お店の方も変わりなく、なんと名前まで覚えていてくださった。うれしいな。おいしいコーヒーには、小さなゼリー（季節のフルーツとコーヒーいずれか）または季節の果実酒がついてきます。今日はスモモにしました。心明るくなるさっぱり味。
写真のプリントを待つ間…と思ったけれど良い感じの版画集などをめくりつつ、のんびりと過ごしてしまいました。

すっかり癒されて今日も今日とて猫を楽しむ猫づくしの展覧会の準備など。しかし、カメラを持っていない時に限って、何度も猫と出会います。重くても、持ち歩かないと駄目だな。はあ…。しかし、プリントに出した写真はなかなかキレイに仕上がって嬉しい限り。

それはそうと、この写真をどう構成する気なのか？私。まだ色々未定です。大丈夫かなあ。一応、写真なのであまり「豆」にはしないつもりです。「掌本」とでも。写真本と、もうひとつくらい作る予定でいろいろやっていますが、まとまるかどうか。がんばらないと。

同時進行で、今までの豆本も増刷しています。9月もグループ展に参加する予定（詳細は後ほど）だからです。豆本を楽しむ豆本づくしの日々でもあるのです…。さて楽しむか。

於：国分寺Roof

相変わらず暑い日。カフェでもある会場にたどり着いて、メニューを見るなり飲みたくなったのはレモンのリキュールをスパークリングワインで割ったやつ（名前は忘却）。飲むと思ったより濃くてしっかりお酒の存在感があって心地よい味。ついでに言えば店内の真っ白な壁は明るく、カーブをえがいた天井もひろびろと心地よかった。

そして、その中にスパン社さん・孔雀洞雑貨舗さんの作品は自然に馴染みつつどれもきらきらした雰囲気を放っていました。会場の全体が天体（プラネタリウムみたいな）っぽい雰囲気。
それぞれが制作された、スノードームや小箱などにいくつかのモチーフが並んでいる作品が、どこかの小さな星の風景を見ているようで特に楽しかった。本当に旅に出たような気持ちになれました。
12日まで。

ここ数日の炎天下の中、私は猫を追っています。新しい豆本や、展示に出す造形物の素材になる写真を撮るために。

私が使っている魚眼レンズはとても広い範囲が写るので、猫などの小さな対象を撮る時はなるべく近くに寄らないといけません。でも猫たちは初対面の人間（しかも手ぶら）が寄っていくと逃げます。ものすごい勢いで。
だから、極力抜き足差し足で、スッと寄って猫があっけにとられている間にさっとシャッター切って、猫より先に、くらいの心構えで離れてます。

あとは野となれ山となれ。現像を見てからのお楽しみ状態。ひさしぶりのフィルムのカメラはそういう待ち遠しさがいいです。カメラ、重いし真っ黒だからとても熱くなるけど。手の甲だけ焼けるし…。

暑さに疲れ切って喫茶店に立ち寄ると、そこでも木の素材を生かした、愛らしい猫作品を発見。なんか猫づくと嬉しくてご縁を感じて衝動買い。猫のことばかり考えています。