2006年03月10日(金)
本の本 [読む]
●「ネコ部」出来上がりの図。
プレス(重しをのせてしばらく置いておく)を終え、無事12冊全部完成しました。ほっ。
●「珍本古書」高橋啓介/保育社カラーブックス
ネットで購入した良い本。日本の稀本勢ぞろい!の一冊で
・肉筆表紙の本
・表紙が陶製、ガラス製の本
・表紙にルビー付き
・表紙にサファイア付き
・表紙に眼鏡(模造品)を嵌め込んである
…など、だんだんワケがわからなくなっていくほどに豪華本・稀観本・ヘンな本がずらっと網羅されております。『この本自体が「珍本古書」』との説も頷けます。
三島由紀夫「黒蜥蜴」の豪華本で黒蜥蜴の皮が使ってあるものがとても素敵でした。昭和53年当時の価格で10万円。限定50部。(全ての本に当時の価格が書いてあるところも面白いのです)
●「写真にみる西洋の本」庄司浅水/保育社カラーブックス
画像は豆本ページの見開き。革の装丁に箔押し、もしくは型押しのものが多く、どれも美しいです。本文はカラー図版中心で、後半に本の歴史がまとめられています。
*上記の本は両方とも絶版ですが、検索するときっと見つかります。そんな感じで、引越し前なのに本を買いすぎなこの頃なのです。
関連タグ :
Posted by 西イズミ パーマリンク
2006年03月05日(日)
2006年03月03日(金)
2006年02月27日(月)
2006年02月21日(火)
アレの襲来を感じつつ、製本。 [豆本製本]
来ましたね、花粉が。
目覚めるとやつらの気配をびんびん感じます。
というわけで病院に行ってきました。
目薬・鼻薬・錠剤の三点セットで今年も乗り切ります。
外出を控えがちになるのは、豆本制作的には良いのかも?
画像左「ネコ部」本文を糸で綴じる様子。適度に力を入れて糸を引っ張りながら一折と二折をつなぎ合わせます。その後、背にスキマがでないようにクリップで背側の天地(上下)をはさみ、ボンドを薄くのばして固めます。
ボンドが乾燥したら、天地→小口(背の反対側)の順番で寸法どおりに裁断(画像右)。
手元が狂わないようにしっかり定規を押さえて切ります。ちょっと緊張。カッターを持つ手にはヘンに力を入れずにスッスッと何度も往復させて切ってゆきます。
カッターは大き目の方が動きが安定して切りやすいと教わったので大きめを愛用しています。ただし、「ユビワカタログ」のような本文が2.5cmの本の場合は普通のカッターでないと小回りが利かずに失敗が増えてしまうので、モノによって使い分けています。
刃もこまめに折ります。(12冊分の裁断で2−3回は刃を折ります)
なんだか思っていたより遅いペースで進行しているのですが、焦るのは失敗の元なのでマイペースでやってゆきます…。
関連タグ :
Posted by 西イズミ パーマリンク
【 過去の記事へ 】