tobiraya BLOG

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本日より「猫の額」（高円寺徒歩9分/新高円寺徒歩2分）にて吉猫堂さんと扉やによる二人展「ねうねうてん」が始まりました！

吉猫堂さんはちりめん細工の猫作品を制作されていますが、今回、雑貨や小箱と組み合わせたアッサンブラージュ作品があり、すてきです。時間の標本のようで。あえてアイテムを固定していない形式も面白いなあと思いました。

扉やは豆本や手拭、紙ものこまごまと作っております。紙ものが多いと、荷物が重いということを思い知りました。

芳名帳と、感想用紙、両方置いてありますのでもしよかったらご記入くださいませ。感想用紙を記入いただいた方には「ねうねうてんマッチ（カード入り）」を進呈いたします！　（…が、申し訳ないことに数に限りがありまして、先着順とさせていただきます）

☆営業時間12：00-20：00
☆定休日　木曜日
☆在廊日　14日（金）、15日（土）　（ともに14：00〜17：00ごろ）
14日は吉猫堂さんもいっしょです。

※後ほど写真など追加いたします。

まず【お礼】。本日無事に「みつまめ」最終日です。どうもありがとうございました。在廊予定日ではないときに、本当に偶然に入っていらしたお客様とお話できたりして、展示はやっぱり貴重な体験ができるなあ、とありがたく思っています。
というわけで本日も14時から少しの間、オルガさんでお茶を飲んでいます。
ちなみに、今オルガさんで売っているリンツのチョコレート「ピレネー」は、柔らかくて口溶けがよく、とても美味！クリスマスが近づく頃売り出させるチョコレートで、残念ながら日本では販売されていないのだとか。豆本もおすすめしたいのですが、チョコも超おすすめです。

そして【お詫び】です。実は、新刊「旨き味」に1行抜けがありました。（お買い上げ頂いた方にはわかる範囲でご連絡しております。返品・交換応相談）。抜けていたのはある文末の約10字。昔、広告屋さんで写植（ってまだ在るんだろうか？）貼りをしていたとき培った「紙剥がし」を久しぶりにやりまして、うすいーうすーい紙を貼って修正しています。
チェックが甘くて、本当に申し訳ありません…。

【そしていろいろ】。
来年の展示予定もちらほら決まって参りました。とりあえず5月12月と。いろいろな試みを重ねつつ、新しいことを模索していこうと思います。

入り口

撮ってきました。カメ治郎。「みつまめ」会場写真です。
ちなみに、本日は月曜日につき、Bar timeのみの営業となります。お気を付けください。

■会場カフェギャラリーオルガ
TEL：042-582-1297
開催期間：11/24(火)〜12/12（土）
時間：cafe　12時-19時　bar　19時-24時
休日：日曜日　カフェは日・月お休み
（月曜日はバータイムのみ）

※12/5と12/12両日14時以降数時間在廊します。

豆の本

象の本

窓辺

ぶれた見本たち

読んでいってね

すごくよい表紙

「旨き味」という食べ物の本についての豆本を作ったのですが、その中に出てくる「味覚極楽」「舌の上の散歩道」の2冊を置かせて貰っています。よかったら、こちらの方も手にとって読んでみてくださいね。

特に「味覚極楽」は昭和2年連載のインタビュー本なので、現代との味覚の差が面白いです。だから選んだ、というわけでもないのですが、日野とは新撰組つながりの子母沢寛の作品。

文鳥

鳥は偽物

「わたしに/あなたへ」

よろしければ、御感想をお寄せください

茗荷谷のブチ猫

正面顔

先日30日をもちまして無事、Caffe e bar U_Uさんでの展示「にまめ」が終了いたしました。お忙しい中、そして寒い中ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。感想用紙と感想メール、ひとつひとつがじわじわとエネルギーになっております。　
1ヶ月間、あたたかくリラックスできる空間を貸していただいた、Caffe e bar U_Uさんにも深く感謝いたします。

今年後半は無謀にも７，９，１１と隔月で展示をやってしまい、「あれ私、なんでこんな修行を？」と時々疑問を抱くものの、すぐ作業に流れ飛ばされる怒濤の日々。終わってみれば本当に無謀だったなと反省することしきりです。それでもやってみて本当に良かったです。やんなきゃ良かったと思うことはひとつもありません。

反省とインスピレーションと買ったけど読んでいない本と出すべき手紙が溜まっていて、しばらくこのように頻繁に展示をやることはないと思いますが、今後ひとりダメ出し会を行って、なにかしら次回「みつまめ」へとつなげられるよう頑張ります。ちなみに四回目は「まめしぼり」で、五回目は「ごまめ」です。六回目は…うーん、「でん六豆」かな。なんか考えます。

代々凝り性

Caffe e bar U_Uさんでの「にまめ」も残すところあと3日。昨日、こっそりこんな本を並べてきました。
これは、「刺繍の詩集」でありまして、小学校2年の時に母が作ってくれた手製本なのです。豆ではなくて、20センチくらいはある、アルバムのような本。素材は布で（芯が入っています）。字は全て刺繍。挿絵もアップリケや刺繍で仕上げられた一冊。

詩は当時の私が書きました。なんか「毎日ひとつ書け」と言われていたんですよね。そして、ある日「刺繍でつくってー」とかねだったような気がする。駄洒落か。その言葉に、母は手芸が得意こともあり、めっさ気合いを入れて超本気で世界に一冊だけの本を作ってくれたのでした。飛び出す折り紙あり、むくむくしたウサギありと触れても楽しめるようになっています。
なんか、全部持ってかれてしまうインパクト大の本なのですよ（ゆえにこっそり置くわたし）。

一字一字刺繍なんです

自分でも、今後刺繍本は絶対絶対やりたいと思っていて、今回の展示でもやる気まんまんだったんですが、ここまで情熱を持って製作する「内容」がどうしても思いつきませんでした。
この本は本作りと無関係に大切なものですが、こんな感じの自分のやりたいことがぎゅっと詰まった本が作れるようになったらいいなと思います。