2008年11月28日(金)
こっそりおいた [イベント]
Caffe e bar U_Uさんでの「にまめ」も残すところあと3日。昨日、こっそりこんな本を並べてきました。
これは、「刺繍の詩集」でありまして、小学校2年の時に母が作ってくれた手製本なのです。豆ではなくて、20センチくらいはある、アルバムのような本。素材は布で(芯が入っています)。字は全て刺繍。挿絵もアップリケや刺繍で仕上げられた一冊。
詩は当時の私が書きました。なんか「毎日ひとつ書け」と言われていたんですよね。そして、ある日「刺繍でつくってー」とかねだったような気がする。駄洒落か。その言葉に、母は手芸が得意こともあり、めっさ気合いを入れて超本気で世界に一冊だけの本を作ってくれたのでした。飛び出す折り紙あり、むくむくしたウサギありと触れても楽しめるようになっています。
なんか、全部持ってかれてしまうインパクト大の本なのですよ(ゆえにこっそり置くわたし)。
自分でも、今後刺繍本は絶対絶対やりたいと思っていて、今回の展示でもやる気まんまんだったんですが、ここまで情熱を持って製作する「内容」がどうしても思いつきませんでした。
この本は本作りと無関係に大切なものですが、こんな感じの自分のやりたいことがぎゅっと詰まった本が作れるようになったらいいなと思います。
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Posted by 西イズミ
コメント
ユキさん、元気です〜!
この本はほとんど母の作品です。愛情だけではここまで作れないな、創作意欲も膨大にある人なんだな、と今再確認しています。でも、親子の共同作品は確かによいと思います。とにかく、びしっと心強いアイテムなのです。
お久しぶりです。お元気でしたか? お母様のアイデア、素敵ですね。こういう形で母と子の「作品」が残るのって、いいなぁ。私も参考にさせてもらいます!
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