2005年12月16日(金)
世田谷ボロ市
世田谷ボロ市に行ってきました。
毎年12月15・16日、1月15・16日の四日間開催される行事で、雑貨や古着骨董品などたくさんのお店が並びます。1578年から400年以上続いているそうで、毎年どんなに寒い日でもたくさんの人でにぎわいます。
いつも、なにか縁起物を買うのが決まりごとになっているのですが、今年は「招き猫トリオ」の根付を発見。とぼけた顔がかわいいし、お花模様のトンボ玉もきれいだったので即決。なかなか良い物が買えました。
おとなりの革の手帳は7.5?角の豆本サイズ。かなりワイルドなつくりですが、そこが味。自分の作るものはどうしてもちまちましてしまうので、こういう物を持っていると自由になれていいのです。ノート(というより厚紙…)可愛い切手やラベルなどを張り付けまくって、もっとぶわぶわにしよう。
屋台の食べ物(海鮮チヂミや牛串に焼き鳥、甘酒などなど)で寒さをしのぎつつ、いいものないかな〜、と探す楽しさ。お暇があれば1月の開催日に訪れてみてはいかがでしょう?
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2005年12月15日(木)
話のムード、絵のムード。
新豆本の文章を推敲しているのですが、
「(主人公の女の子は)につまったので月の明かりにさそわれて、外に出た」
という自分で書いた物語の始まりに疑問符が。
なんで煮詰まってるんだろう?仕事が忙しいから?何かがうまくいかないから?
煮詰まった原因がわからないのでどんな人なのかわからなくなってしまって先に進めない。
絵のイメージもすごくアイマイ。かっこいいイラストっぽい絵にしたいけれど、どうしてもマンガが混ざっちゃうのです。
アメリカのアニメの太い線を参考にしたいなー、と思って海外アニメのチャンネルに合わせてみたら「ティーモ・シュプリーモ」というアニメの「ロープ・ガール」がなんか自分に似ていて見入ってしまった。ウパ!!(ロープ・ガールのかけ声)他人とは思えない。
とかやっているうちにまた日付が変わってしまったー。
物語はなんとなく考えているときは楽しいけれど、しっかり考えようとするとするするっとどこかに逃げてしまいます。
明日はがんばって捕まえよう。
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2005年12月13日(火)
手ぬぐいができました!
11月に思い立って発注した手ぬぐいが、本日出来上がって到着しました!
本がだだーっと開いている模様と、扉やの屋号と、プレスねこのワンポイント・マーク。色はシンプルできりりとした白地に紺。
今回は、「東京和晒」http://www.tenugui.co.jp/さんという業者さんに、私のデザイン画から型を作ってもらって、プリントしていただきました。
プリントは表裏が出来てしまいますが原画とのギャップが少なくシャープな線になります。反対に「染め」だと、少しほんわかとした味わいのある線になり、裏まで染まるそうです。(上記・東京和晒さんのサイトの解説が参考になります)
わりとかっちりしたい柄だったので、プリントでお願いしてみたのですが、自分の描いた絵よりすっきり引き締まって見えて、とてもよい仕上がり。また何か別柄で作ってみたくなるような気持ちに。満足満足。
ひとつひとつラッピングしたのち、豆本とならんで、1月29日開催のまめまつりにて頒布いたします。
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豆本の作成手順・おさらい。
12月3日の日記で「(豆本作業は)一週間後にどうなってるかな?」的なことを書いていたのですが10日経ってもあまり代わり映えしない今日この頃。
あらためて豆本製作作業をまとめると
●本文を作る
・ページ数を決める
・ページごとに割り付ける
・用紙や装丁のデザインをなんとなく決める
●絵を描く
●スキャンする
・修正
・文字を入れる
●用紙や装丁のデザイン
・はっきりデザインを決める
・イメージに近い紙を用意
・何個か本のプロトタイプを作ってみる
●印刷
・余白や位置の調整など、いろいろ試してみる
●製本作業
・本文を折る→重ねる→縫う→背を軽く固める
・見返しを貼り付ける
(見返し用紙も作る場合はデザイン・印刷して作成する)
・本文背に花ぎれと寒冷紗とクータを貼る
・背と表紙用の厚紙を裁断/表紙用の紙・布の裁断
・表紙を作成して、本文と接着して合体
・プレスして一晩〜おく
コマゴマ省略しているところもあるかも。でもこんな感じ。
まだ本文でつまづいているんですよね…。できるのかなー。
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2005年12月10日(土)
ようやくなんとか
ずっといまいちモヤモヤしていたのですが(その間に家族新聞の新刊が。発刊ペース超速!)、なんとなくやる気が出たのではんこをほりました。豆本とはまったく関係ない趣味全開な作業ですが、それはそれで大切です。
先月見た歌舞伎「児雷也豪傑譚話」をどうしても彫りたかったんです。ずーっと気がかりで胃が痛くなってきたので、昨日やっと作業しました。はんこ作りは無我な気持ちになれてヨイです。
「児雷也」劇中にてウサギ耳、タトゥー入りの女の子を演じた尾上松也さんのことも彫りたいのだけど、とりあえずはイキオイで児雷也だけ。
イメージを手に伝えて動かしているうちに新作豆本もなんとかなるのではないか、と淡い期待を抱きつつ。
ぺたぺたっと押した後、モノクロスキャンしてPCで好きなように色づけして楽しみます。
Posted by 西イズミ パーマリンク
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