2005年08月20日(土)
散歩の収穫 [日常]
最近、暑くて出不精!と思い立ち、朝早くパン屋へ行くことにしました。
せっかくなので、普段あまり食べたことがないドイツパンを買うことにしました。
サンドウィッチや、りんごのパイ、プレーンなライ麦パンなどを選んで、レジでお会計をお願いしていると…、レジ横に無料の冊子が。表紙になにやらいい感じの絵。(画像参照)迷うことなく、いただいてしまいました。
タイトルは「Die Geschichte vom Brot 本当のパンのお話」。ドイツの代表的なパン「ブレッツェル」が出来るまでの物語で、なかなか読み応えがあるのです。
少年フリーダー(はじめの画像の少年)はいたずらっ子だけれどパンを焼く腕はかなりのもの。さる国の王子と出会い、友情も育み、腕を見込まれて王国に仕える職人へと成長します。ところが、ちょっとした軽口が原因で死刑を宣告されてしまいます! ("むかしの王様って、短気だったのですね"との一文あり)
王(王子が成長したのです)は後悔するのですが、やすやすと死刑宣告を撤回するわけにもゆかず、フリーダーに難問を課します。「太陽の光を通す三つの穴を持つパンを、三日のうちに作ってみよ」
さて、フリーダーはどうやってこの難問を切り抜けるのでしょう…?
てなお話なのですが、この味わい深い絵が楽しくて…。これで無料なんて…。と思ったのでした。
この冊子があるお店はベッカライカフェ・リンデ。(サイト上でも上記の物語を見られます)吉祥寺駅前のアーケードを直進していくとあります。イートインも出来るようです。
パンの味もとてもおいしい! 独特の歯ごたえと、風味があります。具との調和がこんなにとれているサンドウィッチははじめてかも。また行こう。
そのほか、早起き散歩につきものの鳥観察もできて満足。散歩効果は絶大也。
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2005年08月14日(日)
完成豆本一号 [豆本製本]
一応完成してはいたのですが装丁や奥付、見返し用紙などいくつか変更して、改めてできあがりです。表紙は、皮調の紙(というのがあるのです。意外と扱いやすかった)と製本クロスのコンビ。冒険する話なので、カバンのような雰囲気・色にしてみたかったのです。
表紙ラベルは窓辺のがまぴょん。なるべく単純にしました。わかりづらいかもしれませんが、木のシルエットに「ホットペン」で金色のシート(金箔ではナイ…)を圧着して木の実のような感じにしています。
●そのほかの簡単なデータはこちら。
タイトル:「がまぴょん」
内容:がまぐちうさぎ・がまぴょんの豆冒険絵本
大きさ:タテ58ミリ/ヨコ84ミリ 横長画面です。
ページ数:32ページ/本文24ページ(本文カラー)
本文用紙:書籍用紙(あそび紙はカラー上質紙)
●2007年6月追記 現在のサイズとは微妙に異なります。
*見返し用紙はがまぴょんのシルエットを絹目の用紙にプリントしています。
予定部数:20部(なんらかの形でナンバリングしたいと思います)
予価:1000円
当日まではまだ半年ほどありますが、ぜひ手にとって見ていただければと思います。そして次々と作品をつくらねばー。
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2005年08月10日(水)
清涼剤というより… [観る]
久しぶりの消しゴム版画。
先日観てきた映画「皇帝ペンギン」。
ペンギンはもともと好きなので、間近で撮られた映像には感動。水中のペンギンは迫力あるハンター、陸のペンギンは中に人が入っていそうな、どこか親近感のある動き。子供ペンギンの愛らしいふくふくした感じ。日ごろはアデリー派(アデリーペンギン)のわたしですが、どこか飄々とした雰囲気の皇帝ペンギンのことも、かなり好きになりました。
また極限の地でのひたすら厳しい日々、という一面もあり(というかそちらの方がずっと多い)観ていて凍えそうになりました。外はとても暑い日だったのだけれど。
豆本の表紙は無事完成。
それを量産すべく、紙をきったり、はったり、じみーな作業が続いています。
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2005年08月03日(水)
2005年08月01日(月)
夜ははかどる。 [製作メモ]
とうとう8月になりましたねー。
相変わらずの蒸し蒸しの暑さに、お昼はなかなか作業が進みません。
夜中にちくちくと本文20冊分をミシン糸(二本取り)で綴じ終えました。途中、いつのまにか糸の色が変わってしまっていて、半分やりなおししたり。うーん、暑さで集中力が落ちているのかも。でも、綴じ終えると作業もひと段落した気持ちになって、落ち着きます。
今日は、かねてから作っていた見返し用紙と表紙ラベルの大きさ・バランスを調整しました。プロトタイプより、一回り小さくしたので、ラベルや見返し用紙の模様の大きさもすこし変えなければいけなかったのです。
ついでに、色やロゴもちょこちょこいじりたくなり、結局見返し用紙はまったく違うものになってしまいました。よりシンプルになったので、出来には満足です。
さあ、いよいよ表紙なのですが…、まだ装丁に悩んでいます。
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