2009年04月24日(金)
かわいい写真を撮る方法。 [著作・掲載誌]
だいぶのんびりした告知なのですが。
トビラヤが製作した作品が「かわいい写真を撮る方法。」(成美堂出版)に掲載されています。この本は、かわいく、素敵に日常を切り取るための入門書で、本間直子さんの写真を作例として風景や人物、雑貨などの撮影対象ごとに章立てされています。
そして、トビラヤが制作したのは豆本ではなく、写真を素材にしたさまざまな種類の雑貨。和菓子を和紙にプリントした箸袋や、ドーナツ柄の小さな旗、ビルやタイルに体重計…なんてことない風景を封筒にしたり。変わり種だと、牧場の羊の写真を布にプリントして作ったがまぐちや、マクロレンズで撮った猫の顔パーツ(鼻のどアップとか)のモビールなども作りました。
デジカメのデータは勿論、家中のネガフィルムとプリントをひっくり返して素材になりそうなものをえんえん選ぶ日々。作品自体の大きさや形、つまり写真の切り取り方によって素材を選ぶ視点がまったく異なってゆくのがおもしろくてなりませんでした。また、無駄な写真がいっぱいあってこれほど感謝したこともありません。
撮影時も下に敷く紙に少しトレーシングペーパーを重ねてぼかしてみたり、光のあて方に試行錯誤してみたり、そんなひとつひとつの作業がわくわくとしました。
数年前の夏、魚眼レンズで撮った哲学堂公園の猫の写真(猫楽百貨で販売した「ねこ星」という写真集に載せたもの)もちらっと載ってます。これがじわじわとうれしいです。書店で見かけた際は是非!哲学堂のむっつりした猫を探してみてください。
とはいえ基本的に写真は専門外なので、私もこの本で勉強しています。とりあえず「絞り優先」で何本か撮ろう!ブームが到来中。
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Posted by 西イズミ
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