2005年12月28日(水)
お正月の準備。
どうぶつの森に入り浸ってしまいました。
すごくたのしい。なんじゃこりゃ。
あと、未練がましく話を推敲していたらあっというまにこんな日付け。
さて、このあたりで新年のお作法をメモっておきましょう。
今年逝去された杉浦日向子さんの著書「一日江戸人」より、「決定版・江戸人のお正月はコウ祝うのが正しい」をご紹介します。(青字部分が引用箇所)
1・大晦日の晩は寝ずに元旦をむかえると寿命が延びる。
日付が変わるまでなら楽勝だけど、日の出まで起きているのはちょっとタイヘンかも。
2・年があらたまったらスグ水を汲む。それを飲むと病気をしない。
これを「若水」というのだとか。井戸水がいいらしいのですが、さすがに近場に井戸はなく。でもご安心。水道水でも構わない、そうです。
3・初日の出を見ると寿命が延びる。
来年の元旦はちょっと曇りそうですが…。
4・恵方参りをすると運が開ける。
初詣は、元旦に限らず松の内(7日まで)に行けばよいそうですが、その際に恵方(その年の干支にちなんだ大吉の方角)にある神社にお参りするといいらしい。2006年の恵方は「南南東」。さてご自宅の南南東に神社はありますか?私は、例年通り近所に行ってしまうと思いますが…。
5・福茶を飲むと壮健になる。
福茶とは、前出の「若水」で作るものです。
種を除いて、ちぎった梅干と、短冊状に切ってから結んだ塩昆布を湯のみに入れ、沸かした若水をそそげば出来上がり。梅こぶ茶、ですねー。
6・屠蘇は長寿延命の薬、です。
お屠蘇ってあまり飲んだ記憶がありません。ちなみに、若水を汲んだり福茶をいれたり、などを旦那さんがやるとよりよいそうで、
7・三が日嫁を楽させると家が繁栄する。
なんて言われてもいたとか。その他、
8・新春の勝負事は開運出世になる。
勝てば幸先が良く、負ければ厄落としでどっちに転んでもよいそうです。スゴロクとか、とりあえずじゃんけんとかしてみましょうか。
9・元旦の房事は早く老ける。
房事とはなんぞや?というお方は、えーと検索を。
10・猥談による初笑いは強運を呼ぶ。
けっこうハードルが高いです。「笑える猥談」。
11・宝船の絵をふとんの下に敷くと吉夢が見られる。
これは定番。
12・初湯に入れば若返る。
温泉なんかだと最高ですな。
なんでも「初」をつけられるお正月、年を取るごとに好きになっています。とりあえず、簡単そうな「若水」「福茶」あたりをやってみよっと。
Posted by 西イズミ
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