2007年02月24日(土)
2007年02月20日(火)
函・試行錯誤 [豆本製本]
豆絵本・「たまも(現在販売停止中…スイマセン)」のハコ、プロトタイプ。すごく久しぶりのハコ作りで緊張しましたが、基本の形は結構気楽に作れました。とはいえ本のサイズに合わせるのにひと苦労。ぴったりすぎて本が出てこない&そもそも寸法間違い(入れてみるまで気付かない)で2個失敗。気付けば夜。
ぜんぜん「気楽」じゃないな。
それはさておき、なんとか出来た原型に紙を張ります。表紙が結構こちゃこちゃっとしているので、ハコはいたって素っ気無くしたい。パキッとした色の紙にシンプルな消しゴムはんこラベルで。下絵描いて、はんこを彫って、どんどん汚れていく机周り。
そして。出来てみて気付く脳内とのギャップ。紙は黄色がいいな。ラベルはもう一回り小さくしないとな。原型を作ってからが本番です。
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2006年09月25日(月)
赤井都さん受賞! [豆本製本]
livedoor ニュース - 日本の“現代豆本”が国際コンペで初受賞!
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2429949/detail
なんと!
MBSというアメリカの豆本愛好団体が主催するコンペティションにて、日本の赤井都さんの作品「籠込鳥」が入賞したとのこと。日本からの受賞は初だそうです。
遅ればせながら、本当におめでとうございます。
→赤井都さんのサイト:言壺
blogのエントリ:『籠込鳥』が受賞!によると、応募にあたっての過程や苦労が偲ばれます。
実はこのコンペには扉やも参加していており、本日応募作品がまとめられたカタログが到着したとことなのです。
→関連記事:豆本海を渡る
今回、私は本当に参加しただけの結果となりましたが、これから1年間応募作品はコンペティション主催のMBS(Miniature Book Society)が開く展示会におかれる事になるそうです。豆本旅をする、ですね。カタログには多彩な意匠の作品が並んでおり、見ているだけで色んな人がいるんだなぁとしみじみ感じられて、なんというか勇気のようなものがわいてきます。
そんな気持ちを11月の展示屋根裏の図書室に生かせますように。
また、赤井さんの受賞で最もうれしいと感じたのは、紙の装丁の作品の自由さが認められたような気がしたこと。もちろん素材だけでなく造形や内容があってのことではありますが、「紙」にも革の本の存在感、質感と同等の魅力的があるのだと改めて実感しました。紙以外の異素材の自由さも(たとえば、カタログ中にはコルクを使った作品などもあった)まだまだ残っているので、なにか自分でも挑戦できたらと思います。
赤井さんの作品を実際に手にとって拝見した機会はまだなく(第1回まめまつりにも参加されていたのですが、当日私の体調が悪くなってしまい、会場をまわったときも朦朧としていた)次回12月に開催されるマメBOOKS〜創作豆本のグループ展
がその機会となるかもしれません。
そのまえに、展示まであと一ヶ月弱なんだなあ、と実感して背中に寒気が。あれもこれもやらないと!
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2006年09月03日(日)
むずかしい〜!!! [豆本製本]
在庫切れ中の「ユビワカタログ」を再製作しています。…が!これが今更ながらむ・ず・か・し・い! 久しぶりに作るので余計にそう感じます。
まず、小さいだけに本文印刷に少しのズレがあった時点でアウトなので、プリンタに用紙をセットするところから緊迫の時間が始まります。切るときも事前にガイドラインをひいたお手本を横目に慎重にいきます。きっちりと折ったら位置を合わせて目打ちで穴あけ。糸綴じは、「なんで2折にしたんだ〜」と過去の自分に語りかけつつチマチマと。1折と2折の間をくっつけてボンドで背固めをして、しばし休憩。
乾いたら最大の難関・天地と小口の裁断。これが失敗が多くて…。
切りすぎて欠ける、きれいな四角にならない、裁断面がガタガタ、というわけで、本日無事に本文完成まで”勝ち残った”本文はひとつもなく(!)惨敗とあいなりました…。
技術もないが、そもそも版がおかしいんだよ!と言い訳しつつ、以前作ったときから気になっていた版ズレを直してみました。
これで明日はうまく行きますように。
左画像は羽根のチャーム。本を持つとゆらゆらと揺れるように、輪に通してから栞用の紐を通します。これも久しぶりの作業でけっこうオロオロしました。
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2006年08月31日(木)
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