2014年01月19日(日)
2014年はまだ始まったばかりです!きっとたぶんそう [おしらせ]
明けましておめでとうございます。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。
年末年始も唸りながら制作しておりまして、つまづいて失敗して悩みすぎて、やっと展示が始まってからソビエト楽しいじゃないかモードが来ているこの頃です。
え? 展示? そう、展示。
1月15日より西荻窪の「FALL」さんにて開催中の「ソ連・東欧のマッチラベル展 3×5cmのユートピア」という展示に参加しているのです。
今日(19日)までです!今日の20時までですー!!!!
ちなみに扉やは、マッチラベルを張り込んだ(一部キャプションつき)豆とはいえないけれど掌大スクラップブックを制作しました。
ソ連というと杉浦日向子さんのほう(=ソバ好き連。「ソバ屋で憩う」参照)が先に来るような自分がやっていいのか。いやいいとか悪いじゃなくてやるしかないわけですよ、と手探り手探りの制作でした。
社会主義国のデザインはとにかく簡潔・鮮烈・力強い。魅力的です。でも、それだけでは何か纏まらない。うーん、うーんとあれこれ調べているうちに、ソビエト時代の宇宙開発のエピソードはめちゃくちゃ理想が高くて人間関係複雑でワクワクするなあ、とか、ガガーリンは凄すぎないか!?(私以外の人類だいたいが知っていることですが)とか、チトフやテレシコワ、ニコラエフ、当時の宇宙飛行士たちの挑戦者すぎるエピソードに乗り物酔いの激しい私はぞくぞくしながらも夢中になってしまいました。
コールサインがヒマラヤスギ、など些細なことがいちいち全部面白い。宇宙、絶対に行かない場所。フィクションでもちょっとこわい無重力の世界。巷で超話題のゼロ・グラビティも全部あらすじを教えて貰いました。面白そうでした(でも酔うので見られません。※映画そのものに酔う)。
閑話休題。
展示においては、宇宙のみならず公共マナーや共産党青年団の活動の様子、民族衣装、工芸品、自然や各地の風景、動物、偉人、などなど世界で最初の社会主義国家で良いこともわるいこともやたら巨大なスケールの今はもう無い国、ソビエトの欠片を手にとってご覧いただけます。
決して豪華な印刷とは言えませんが、だからこそ、なにかその国の「生活」が感じられる紙片です。
…って、開催前にかけよという話ですよね。
本当に、そういう余裕を持ちたいです。
「心と時間にいつも余裕を!(あ、できれば財布の中も)」を今年のスローガンにしよう。するとも。がんばろう。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 西イズミ
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