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2016年01月26日(火)

申年のはがき

画像(122x180)・拡大画像(272x400)

まことに遅ればせながら、…というか、もはやこっそりと公開いたします。
毎年自分のためにやっている歌舞伎演目年賀状を、2016年も消しゴム版画とPCで作りました。実際にお送りした方への葉書には、和紙で紙吹雪も散らしてあります。
申年の演目は「寿靫猿(ことぶきうつぼざる)」。
元々は狂言だそうで、あらすじは以下に引用します。「大名」が歌舞伎では「女大名」にアレンジしてあるのですね。本来は立役(=男役)の役者さんが女大名を演じてよりおかしみを醸し出すと。

猿引の連れている見事な猿を見た大名は、自分の靱(うつぼ)に用いたいからその猿の皮をよこせと言う。 猿引が断ると、ならば猿もろともお前も殺してやるとすごむ。 泣く泣く猿を殺すために猿引が杖を振り上げると、猿は芸の合図かと思い、一生懸命に「舟の艪を漕ぐ」仕草をする。 不憫でならないと泣き崩れる猿引。それを見た大名は…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%B1%E7%8C%BF

ベタベタのベタだけれども、猿を子供が演じるのがとってもかわいいのです。それから、私にとっては大好きな板東三津五郎丈が病から復帰したときの演目で、幕が開いた瞬間にうわーっと嬉しさと興奮と喜びと祈るような気持ちで胸が、いや全身がいっぱいになったのを憶えています。未だに三津五郎さんが舞台にいらっしゃらないのがときどき不思議で悲しくなりますが、版画を作りながら明るく楽しい舞台を思い出して和みました。
今年も心の糧である舞台をひとつでも多く見られますように!

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