tobiraya BLOG

まずは、「ねこのきもち」7月号。『夏になると猫は…こうなります』という特集にイラストが掲載されています。猫たちの暑さ対策に役立つ情報がたくさん載っていますよー。猫たちも飼い主さんたちもいっしょに夏を元気に乗り切りましょう！
我が家のピンタは毎年暑さが本格的になると食欲が減るので、フードが残ってくると「そろそろか…」と猛暑の気配に気付いたりします。今年の夏はどうなることやら。

猫との暮らしを楽しむヒント228

さて、その次に「猫との暮らしを楽しむヒント228」新装版発売のお知らせです。この本は2011年に出版されたもので、猫の健康に関する情報やおもちゃの作り方、お皿やキャリーなど可愛い猫用品案内、猫と出会う散歩道、猫と暮らす部屋作りなど、タイトルの通り「猫との暮らし」に関する情報が詰まった一冊です。（河出書房新社　1200円＋税←旧版よりちょこっとお買い得になっております）
猫が身近にいる方はもちろん、今後猫と暮らしてみたいなと思っている方にもおすすめ致します。書店でお見かけになりましたら、ご覧になってみて下さいね。新装版は「暮らし」感がよりわかりやすいイメージで、また可愛いです。谷中散歩マップの店舗情報など、一部内容も更新しております。

実はこの本の校了が全て終わった直後に妊娠がわかり、もう少し早かったら入稿が危ぶまれた！ナイスタイミング！とホッとしたのが4年前のこと。その子も今春から幼稚園に入りました。当時とは猫たちの生活も一変…したかと思いきや、やはり猫は猫。マイペースに起きて寝て走り回って時々毛玉を吐いて、でもこどもが泣くと「ドーシタノ」と鼻をくっつけてやりに来て。彼等なりの快適さを常に追求しつつ、無理せず暮らしているように見えます。
育児の過程では猫と暮らしていてよかったー！と思うことが何度もあり、いつかそんなこともどこかで描けたらなあと思います。

さて、そんなこんなで猫といっしょに過ごすための何かささやかなヒントになったら嬉しいです！　よろしくお願いいたします。

1月、一体自分が何をやっていたかというと、正月明けて２日からこどもの風邪の看病で気付くと松の内どころか七草がゆも過ぎておりました。治ったらまた数日後熱が出たりする「３マス戻る」的展開は正月っぽかったです。正月っぽいというかすごろくですね。

さて、そんなせわしない日々がひと段落したところで、BS日テレ「わんにゃん倶楽部」さんの、猫の手作り爪研ぎの制作シーンにちょこっと出演することと相成りました。新聞や書籍の制作に参加したり、取材していただいた機会は何度かありますが、映像に作品ではなく自分が出るのは初めてです。大丈夫なのかと心配しつつ、こんな機会もあんまりないしねえと臨んでみました。
収録したのはわずかな場面なのですが、喋りながら手を動かすってむずかしい〜！とか、こんなにたくさんの人が関わって制作しているんだなあ、とか、おおピンマイクだー！とか、初めてのことに驚き発見しなんだかとても楽しかったです。ただし目は泳いでいるはず。

２月３日２０時〜　BS日テレで放送予定とのことです。犬猫好きの皆さん、よかったらご覧下さいね。

すもうブーマー

近頃相撲にはまっています。おすもうさんです。力士です。9月場所、国技館に行ってしまいました。ひとりで。むっちゃ楽しかったです。月刊相撲や大相撲ジャーナルという専門誌も購入しています。それらには「九州場所展望号」などと副題がついていて、その流れで記事のタイトルも「展望」をつけてみました。

それはさておき。

年内のネットショップ　http://tobiraya.net/　の営業は12月15日（月曜日）受付分までといたします。そして2015年、1月中は豆本販売をお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたします。
新年から、個人サイトでの販売から別形式に移行しようかと検討中で、まずは準備期間を設けたいと思っております。何卒ご容赦くださいませ。

詳細が決まり次第、こちらにてお知らせいたします。
また、15日までのご注文受付は、数量によりますが基本的に普段通りご注文から7日以内の発送を予定しています。何かありましたらメール（mamehon＠tobiraya.net）にてお問い合わせをお願いいたします。

茗荷谷駅からすぐのGalleria Caffe U_Uさんで開催されている「親子で愉しむ　え　と　ほん展」に扉やも参加しています。

今回は既刊の豆本３点、
・たまも
・あかいねこあおいねこ
・朝を呼ぶ

を展示、販売しています。また、「たまも」の原画も展示しています。
その他、展示のみの豆本も自由に読んでいただけるよう置いてもらっています。ユウさんのおいしいメニューとともに読んでいただけたら嬉しいです。てぬぐいも販売しておりますので、夏に備えてよろしかったらご覧下さい！

うじいえあやこさん、小倉宗さん、小島典子さん、各作家さんの絵本や原画も展示してありますし、会場のユウさんおすすめの絵本や本を並べたU_U文庫も設置されるそうです。

６月２９日にはうじいえあやこさんの「うさぎの王さま」の朗読とコンサートも開催されます。

□Galleria Caffe U_U
茗荷谷駅　３番出口より徒歩２分
サイト　http://cafe.u-u.cc/
定休日：10,11,18,22,25,29
OPEN12:00（日13:00）-CLOSE17:00（日、月、木20:00）
※最終日30日は18:00終了

午年は小栗判官

明けましておめでとうございます。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。
年末年始も唸りながら制作しておりまして、つまづいて失敗して悩みすぎて、やっと展示が始まってからソビエト楽しいじゃないかモードが来ているこの頃です。

え？　展示？　そう、展示。
1月15日より西荻窪の「FALL」さんにて開催中の「ソ連・東欧のマッチラベル展 3×5cmのユートピア」という展示に参加しているのです。

今日（19日）までです！今日の20時までですー！！！！

ちなみに扉やは、マッチラベルを張り込んだ（一部キャプションつき）豆とはいえないけれど掌大スクラップブックを制作しました。
ソ連というと杉浦日向子さんのほう（＝ソバ好き連。「ソバ屋で憩う」参照）が先に来るような自分がやっていいのか。いやいいとか悪いじゃなくてやるしかないわけですよ、と手探り手探りの制作でした。

社会主義国のデザインはとにかく簡潔・鮮烈・力強い。魅力的です。でも、それだけでは何か纏まらない。うーん、うーんとあれこれ調べているうちに、ソビエト時代の宇宙開発のエピソードはめちゃくちゃ理想が高くて人間関係複雑でワクワクするなあ、とか、ガガーリンは凄すぎないか！？（私以外の人類だいたいが知っていることですが）とか、チトフやテレシコワ、ニコラエフ、当時の宇宙飛行士たちの挑戦者すぎるエピソードに乗り物酔いの激しい私はぞくぞくしながらも夢中になってしまいました。
コールサインがヒマラヤスギ、など些細なことがいちいち全部面白い。宇宙、絶対に行かない場所。フィクションでもちょっとこわい無重力の世界。巷で超話題のゼロ・グラビティも全部あらすじを教えて貰いました。面白そうでした（でも酔うので見られません。※映画そのものに酔う）。

閑話休題。

展示においては、宇宙のみならず公共マナーや共産党青年団の活動の様子、民族衣装、工芸品、自然や各地の風景、動物、偉人、などなど世界で最初の社会主義国家で良いこともわるいこともやたら巨大なスケールの今はもう無い国、ソビエトの欠片を手にとってご覧いただけます。
決して豪華な印刷とは言えませんが、だからこそ、なにかその国の「生活」が感じられる紙片です。


…って、開催前にかけよという話ですよね。
本当に、そういう余裕を持ちたいです。
「心と時間にいつも余裕を！（あ、できれば財布の中も）」を今年のスローガンにしよう。するとも。がんばろう。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。