2009年10月24日(土)
展示のおしらせ「豆本浪漫」「みつまめ」 [おしらせ]
先日23日から福岡のギャラリーセレストさんで開催中の豆本企画展「豆本浪漫」に参加しています。20名の作家による展示で、「〜第1章・旅立ちの扉と3つの鍵〜」という副題のとおり、バラエティ豊かな作品群が皆様を豆本の世界へと誘うことでしょう(残念ながら会場には伺えないのです)。豆本教室や豆本コレクションの展示もあり、様々な角度から楽しむことが出来るようになっています! さらに「福岡小さなもの展覧会 minimum party」も同時開催とのこと。ミニチュア作品全般がお好きな方にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。
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会場:ギャラリーセレスト http://web-celeste.com/
開催日時:10/23〜26 11時-19時
入場無料
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今回はやってみたかったネタでやってみたいように作り、展示のみの参加であります。「豆と頁」(豆がテーマの豆型)、「文化のけもの」(江戸の動物ネタ、2冊組帙入り和綴じ本)、「モアレ」(詩と写真、詩を刺繍で縫い止めた布豆本)、の3種です。よろしかったらどうぞお手にとってご覧下さいね。
つづいて、来月24日からの第3回扉や展「みつまめ」のお知らせです。「今年は展示はいいか…」となんともやる気のない今年前半だったのですが、お話をいただいて、昨年もやらせていただいた「カフェギャラリーオルガ」さんで再び小さな展示をひらくこととなりました。
「豆と頁」「文化のけもの(展示では2冊組ですがバラでもお求めいただけるような形に)」は確実に並びます。
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会場:カフェギャラリーオルガ
042-582-1297
開催期間:11/24から12/12まで
時間:cafe 12時-19時 bar 19時-24時
休日:日曜日 ただしカフェは日・月両日お休み(=月曜日はバータイムのみ)
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お近くの方はぜひ。お茶を飲みつつ豆本を楽しんでくださればうれしいです。
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2009年10月01日(木)
豆本販売休業とmixi退会のおしらせ [おしらせ]
既にサイトhttp://www.tobiraya.net/にて告知しております通り、展示の準備のため10月中旬より1ヶ月間、サイトでの注文をお休みさせていただきます。どうぞご了承ください。
また、最近mixiを退会しました。利用する上で支障があったわけではなく、むしろ全く利用しないからです。もうtwitterで迂闊につぶやくのが精一杯です。というか、twitterおもしろいです。なぜならオスカル・セビリャがいるんですよ!コンタドールもサストレも。3人ともあんましつぶやいてないけど。
というわけで、今思えばものすごいスピーディーに消してしまいました。mixi上でご挨拶するべきだった…のか?と思った時は後の祭り。マイミクの皆様方、大変失礼いたしました。
既知の間柄の方々はもちろんのこと、mixiを通じて知り合った方々に深く感謝いたします。余りマメな活動はできませんでしたが、時折メッセージやメールのやりとりにお付き合いいただいて、ありがとうございました。
そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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ねこのこ vol.5 [著作・掲載誌]
■まずこちらの記事をご覧ください(2010/02/10追記)
「作って楽しもう 愛猫のためのおもちゃ」というコーナーに作品が掲載されています。くじらのキッカーと、鳥のねこじゃらしの2点。(よーく見ると表紙の右下にも載っています)
どちらも布を合わせ、ヒモを挟み込んで縫い、綿を入れるというステップは同じで、作り方は単純です。目の詰まった布の方がほつれにくいはず。(今回はクジラがてぬぐい、鳥はちりめんのハギレを使用)でも、壊れるまで遊んでくれたらそれもまたよしという気持ちで作っていたりします。うちの猫たちに「力加減」の文字はありません!
鳥のねこじゃらしには「ピアノ線」を使用しているので、制作過程で「普通に売っていますか?」という質問も頂きました。大抵のホームセンターにはあると思います。私は、近くのホームセンターで「1ミリ径1メートル」と既に切られたものを買っています。1ミリ径ならば端もラジオペンチで曲げられますし、好きな長さで切断もできます。ただあまり他に使い道もないですし、1メートルならば切る必要もないので、便利です。
使い古しのキャットダンサーをリユースしてもよいと思います。
クジラも鳥も、綿と一緒にキャットニップを入れると猫のテンションがさらに上がります。
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2009年09月11日(金)
「江戸の幟旗」於・松濤美術館 [観る]
以前、日本民藝館で見て以来、2度目の「幟(のぼり)」の展示です。現代でも幟は神社や店頭表示で身近なものですが、展示されている江戸期に作られた幟はひと味もふた味も…、いや、次元がまるで違う存在。人々の切実な願いや祈りそのものが形になったような、圧倒される何かを放っています。
文字主体の幟・字幟の凄まじいまでの、ビリビリと"来る"書体。篆字も楷書もなにか音が鳴りそうな迫力があります。まるでこちらが天と対峙しているかのような神妙な心持ちになること必至。幟の中に蘭学者・杉田玄白によって書かれたものがあり、蘭学者好きの私はひとり感激したりもしました。
絵幟にはよくぞここまでという細やかさ・思わず顔がほころんでしまう明るさ・どこまでも広がる雄大な世界と、様々な魅力が混在していて見れば見るほどワクワクしてきます。親が子を大切に思う気持ちはもちろんのこと(多くは節句用に作られた)、絵師・職人たちが惜しみなく幟に注ぎ込んだ心意気も感じ、しみじみと心打たれる思いでした。
また、幟の特性からして当たり前なのですが、時には10メートルを超すような超・超縦長の画面には毎度新鮮な衝撃を覚えずにはいられません。海、象、宝船…巨大なものをこんな風に切って画面に美しくおさめるなんて! 心底感嘆。
解りやすく強いメッセージ性があり、何よりもただただ強烈に美しい。物を作る周辺の人は必見といえましょう。幟恐るべし。展示は13日迄。一般300円。図録1500円(内容充実)。
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2009年08月18日(火)
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