2006年07月28日(金)
手紙と切手 [いろいろ創作]
一日かけて大切な手紙を書く。
メールやブログもいちいち相当時間がかかる性質なので、手紙はさらにさらに時間がかかる。下書き(ここで一旦寝かす癖がある)→推敲→心配なのでもう一回推敲→清書。最後の清書でうっかり誤字をすることが多くて書き直したりする。
友達や気のおけない間柄であれば、割合スムーズに書けるものなのだけど、今回は尊敬する目上の人あてなので手紙なのに緊張した。
書き終えてひとあんしん。
最近ずっと、切手型のはんこが彫ることをぼんやり考えていたのでやっとチャレンジする。気球と雲。消印のかたちの「Ex-Libris」で蔵書票のできあがり。
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2006年07月27日(木)
ボローニャ国際絵本原画展2006 [観る]
先日、板橋区立美術館で行われている「2006ボローニャ国際絵本原画展」へ行ってきました。
◆板橋区立美術館のサイトはこちら
イタリア・ボローニャで毎年開催されている絵本原画のコンクールがあり、その入選作が展示されています。世界各国から応募された作品群は色彩やスタイルもさまざま。(水彩・アクリル・コラージュ・CG・それらの混合技法もあり)絵には正解というものがなく、自由であることをあらためて実感できます。
このコンクールは絵本そのものの評価ではなく、あくまでも絵の評価であるので、どのような文章がついているのか(つけられる予定なのか)絵に付いたタイトルから想像するしかありません。(一部の本は閲覧・購入可能)それはそれでまたたのしい。良い絵からは自然に物語のイメージが伝わってきます。
特に素敵だなと思ったのは、イランのラーシーン・ヘイリーエさんの絵。→ラーシーンさんのサイト(絵も見られます)http://www.rashin-art.com/page1.asp
展示してあった作品は少ない色数が非常に美しく効果的に構成されていて、ずっと見ていても飽きないものでした。見たことがない風景なのに、懐かしい気持ちになるような不思議な魅力があるのです。
→こちらのページ、右列7番めの作品です。
全体的に展示を見ていて思ったのは、描かれている人物やキャラクター/世界に衣食住が感じられるものが好きだということ。それがあると存在感が増して、その世界を実感できるみたいです。だから、キャラクターの持っている道具や部屋が面白かったり細かかったりするとそれだけで楽しい。そういえば子供のころに読んだ「だるまちゃんとてんぐちゃん」でも、見開きいっぱいに道具がちりばめてあるページが大好きでした。
そんなわけで、ドイツのダニエラ・ブンゲさんの絵もいっぺんで気に入りました。大胆な構図で広々とした素敵な部屋が絶妙な具合で細かく描かれていて(テーブルの上の食器とか、おっこちたメモとか)繊細な絵柄なのだけど、見ていて充実感があるのです。こちらは善いことに作品が試用された絵本を手にとって閲覧でき、お話もなんとなくわかって(女の子・祖父・祖母の暮らしの風景)本としても大変すてきだったのでした。9月に英語版が発売されるようで、日本でも買えそう。というか既にすっかり買う気。
いろんなところを刺激されて、マッサージのあとのもみ返し状態になりながら、1階のカフェスペースでおいしいパンを食べて帰りました。カフェの前の売店も、洋書絵本の古本が売っていたりして、すごく危険な(フトコロにとって)魅力に溢れるスペースなのでした。
毎年変わった趣向がこらされているというチケット。
今年はプレゼントの形でした。開くと荷物を運ぶ動物たちの絵が。チケットコレクターがいるというのも頷けます。
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2006年07月26日(水)
やばいと気がついて [豆本製本]
屋根裏の図書室 http://kujaku.info/lib/まで時間がない、とやっと実感して、なぜかブログのテンプレートをいじりまくってしまいました。逃避。
本の中身をつくる
ページ構成を考える
文・イラストを描く
校正する
印刷テスト
本番印刷
折る・切る
縫う
表紙製作
本の形にする
×2タイトル分。製本だけでもひと月は余裕でとられてしまう。内容を考える時間はいくら前倒しにしても早いことはないのだ。どーしよう。
チキンなので慌てて一冊分の内容をガンガン考え始めた。
テーマ図書館の童話おぼろげにできる。2−3日寝かせてから細部に着手と。…さて、他にもイラストがメインの本も作りたい。なにか、かろやかでかわいいモチーフは…と、またメモ。メモ。メモ。いつの間にか寝てた。今日は久しぶりに晴れらしいから、外に出て刺激をうけにゆこう。
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2006年07月25日(火)
不思議な絵本 [読む]
どうやってたどり着いたかも忘れてしまったサイトで見つけた海外の絵本。
目にまぶしい不可思議な絵。買っても意味がわからないこと必至。
でも、買ってしまった。もう買わないって言ったのに(本を衝動買いしたときの口癖)。それはさておき本はすぐ届いた。
ドイツの絵は…うっ、と胸に迫るほどコワイ。さすがワールドカップの公式キャラクターグッズが全く売れなかった国だ!想像以上に意味のわからぬ摩訶不思議な絵。徹頭徹尾、超硬派な武井武雄が描いたみたいな迫力です。なーにこれ?と読んでいてテンションが上がる。
それに対してフランスの絵はゆったりしている。話より絵を見てね、という雰囲気がむんむんでわかりやすい。とにかく色鮮やかで静かで、美しくてよい。大判の画面だと細かいところまできれいで楽しい。
また夜中に見てしまったらヤバイなと思ったが、ブックマークしてしまった。
*PRECIOUS BOOKS-プレシャスブックス*
http://www.be-all.jp/PRECIOUS-BOOKS/index.html
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2006年07月22日(土)
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