2006年02月27日(月)
2006年02月21日(火)
アレの襲来を感じつつ、製本。 [豆本製本]
来ましたね、花粉が。
目覚めるとやつらの気配をびんびん感じます。
というわけで病院に行ってきました。
目薬・鼻薬・錠剤の三点セットで今年も乗り切ります。
外出を控えがちになるのは、豆本制作的には良いのかも?
画像左「ネコ部」本文を糸で綴じる様子。適度に力を入れて糸を引っ張りながら一折と二折をつなぎ合わせます。その後、背にスキマがでないようにクリップで背側の天地(上下)をはさみ、ボンドを薄くのばして固めます。
ボンドが乾燥したら、天地→小口(背の反対側)の順番で寸法どおりに裁断(画像右)。
手元が狂わないようにしっかり定規を押さえて切ります。ちょっと緊張。カッターを持つ手にはヘンに力を入れずにスッスッと何度も往復させて切ってゆきます。
カッターは大き目の方が動きが安定して切りやすいと教わったので大きめを愛用しています。ただし、「ユビワカタログ」のような本文が2.5cmの本の場合は普通のカッターでないと小回りが利かずに失敗が増えてしまうので、モノによって使い分けています。
刃もこまめに折ります。(12冊分の裁断で2−3回は刃を折ります)
なんだか思っていたより遅いペースで進行しているのですが、焦るのは失敗の元なのでマイペースでやってゆきます…。
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2006年02月17日(金)
花森安治と暮らしの手帖展 [観る]
世田谷文学館で開催中の「花森安治と暮らしの手帖展」見にゆく。
壁面にバーッと並べられた「暮らしの手帖」。
一部の記事が拡大されパネルになっているのだが、見開きだけの表示なので、すっきりしないというか、魅力的なコピーに大胆な力技のはいった誌面を見ていると、やっぱり続きが読みたくなる。
本文の版下があったのが個人的にうれしく、スペースに比べて明らかに大きすぎる級数の写植がぎちぎちにつめて貼ってあるのを見ていると、なんだか作っている人の存在そのものがちぎれて貼り付けられている感じがした。
花森氏の印象深いエピソードとしては、
・いい、と思った文章がひたすら書き写されている、何十冊ものノートがあった
というもの。文章がうまくなるにはいい文章を読むのが早道、という考えからしていた行動だそうで、中には同じ文章が何度も何度も写されていることもあったとか。執念にちかい熱心さと誠実さが伝わってくる話。誌面にもそういう部分が大いに反映されているような。
全体的な展示内容としては、先述した消化不良(続きが読みたい!)もあって、古本屋で古い「暮らしの手帖」を買いあさって読む方が面白いかも…、と思ったり。
ただ、花森氏の描いた表紙絵の原画を見られたのはとてもよかった。紙も素材もタッチもばらばらなのだけど、どれも自由さがある、楽しく安らぐ絵です。
帰りにショップスペースを見る。今の「暮らしの手帖」社刊行物も並んでいるのだけれど、展示されていた時代の「暮らしの手帖」との魅力の差はやはり歴然としている。本も生き物だから、仕方ないけれど。
◆暮らしの手帖社サイト http://www.kurashi-no-techo.co.jp/
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2006年02月16日(木)
2006年02月15日(水)
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