2006年02月12日(日)
忘却の彼方 [豆本製本]
結構製本を忘れています。いや、製本方法はメモしてあるのですが、プリントする過程を結構忘れているのですね。
豆本は各作品ごとに大きさ・ページ数がばらばらなので、どのように印刷するか、ものによって結構差があります。まず使う用紙の大きさ、そして紙の目(曲げやすい方向に走っています)にあわせて印刷する方向が違ってきます。それから、用紙に何ページ割り付けるかも、原稿の大きさなどによって変わってきます。
基本的には一枚の用紙を8分割して表裏に印刷すると16ページになるようにしているのですが、「ユビワカタログ」のような小さい本(本文2.5?)だと、一枚の用紙に16ページくらい割り付けたりもします。
さらに、それぞれ印刷の際に使うソフトも違ったりして、このへんのアレコレがきちんとメモされていないと、後でとても困ります。今、困ってました。過去の自分め。
今日は未来の自分が困らないように、しっかりメモしました。
画像は、今日買った「中華のデリバリー模様の布」。カシューナッツとかお箸とか、中華模様のランチボックスなどの柄が入っています。「麻婆豆腐」とか「叉焼包(チャーシューポウ?)」「炒河粉(よめない。しかも河の字がさんずいでなく、にすいになっていた)」などのメニューが散らしてある。
レシピ用のノートなどを作ろうと思います。
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2006年02月09日(木)
妖精「缶たたき」 [読む]
しめきりがないと作業が遅いです。
よって、今週末は製本三昧と決めました。
サイト用のスペースも、ドメインもとったし!
と、はりきっているところにアマゾンから本が届きました。
最近興味がある妖精本です。
昨秋、軽井沢絵本美術館に行った折、苔むした木の切り株を見て、子供のころマイバースディ経由で妖精にハマったことを思い出したからです。帰りにはしっかり妖精が描かれたブック型の缶を買ってしまいました。
それ以来、缶を眺めつつ、なんとなく「函」入りにするといいんじゃないかなー、とか構想しています。作れるかどうかは別として!
と、やる気を鼓舞しつつパラパラ本をめくっていたところ、上の画像が目に入りました。
妖精の名は「缶たたき」。みんなスゲー迷惑そう。
「ふたつの缶をいっしょにたたくような音をたてる」
「感じられず目に見えず、ただ聞こえる、というだけ」
なのだという。ええー?
順調にこの本にはまりそうです。
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2006年02月05日(日)
治癒。 [製本の道具]
毎日おかゆを食べていたらあっというまにまめまつりから一週間経ってしまいました。体調もすっかり良くなったので、久しぶりに材料の買出しへ。
渋谷の東急ハンズはバレンタインデー商戦まっさかり。
『ワンカさん("チョコレート工場の秘密"の)のチョコは売り切れました』という張り紙が張ってありました。さすが〜。
表紙の芯になる1ミリ厚のボール紙と、本の天地からチラリとのぞく「花ぎれ」をまとめ買いして今日の任務終了。
引越しの予定があり当面イベント参加が計画できない状況なので、売り切れた既刊の造本と、通販受付用のサイトの製作をちまちまとやっていきます。
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2006年01月30日(月)
第一回まめまつり、無事終了。 [イベント]
遅くなりましたが、先日無事に第一回まめまつりが終了しました。
予想していたよりもはるかに多くの方が「扉や」スペースを訪れてくださいました。
お買い上げいただいた方、読んでくださった方、袋の消しゴムはんこを気に入ってくださった方、お立ち寄りいただいた皆様本当にどうもありがとうございました。
「体育会系ネコ部」「ユビワカタログ」は、有難いことに完売しました。これらの本は改めて部数を作り、販売する機会を設けようと思っています。
また、イベント自体もさまざまな年齢層の方が訪れ、終始和やかで良い雰囲気でした。密度があるというか、濃いムードもありましたね。
皆さん、豆本を見る目が熱かったです。製本や素材についての質問もバンバン飛び交っていたりして、豆本(手製本?)好きのイベントなんだなー、と実感できました。
途中から体調を崩してしまったこともあり(そのせいでヘンな応対をしていたかも、と今思い出して不安に…。急激に気分が悪くなったのです)、じっくりと丹念に回りきることができなかったのですが、いくつか素敵な本を買うことが出来ました。美しい豆本には凝縮された魅力がつまっています。
第二回も開催されますように…。
開場前にたべたおにぎり
に、当たったみたいです…。
なさけなや。
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2006年01月28日(土)
「まめまつり」での扉やお品書き [おしらせ]
明日は晴れて風も無いそうですね。
いよいよ豆本の即売会「まめまつり」の日です。
昼下がり(開場時間は11時〜15時)お暇な方は浅草橋へどうぞ。
■会場への地図など、詳細は
まめまつり公式サイト http://mamematsuri.com/へ
14時以降は入場無料となりますので(14時以前の入場にはカタログ代として300円かかります)、ふらりと立ち寄りたい方はそのへんに訪れてみては?
■扉やの新刊・「バー・サンサロ」
約66ミリ×89ミリ/本文48ページ/読み物+イラスト
価格:2000円
お話■連休明けの月曜日。失敗続きのOLが、仕事をサボって向かった先は…。
装丁■表紙は鮮やかな赤いクロス。タイトルラベルの周囲は一段落として段差をつけてあります。本文は濃クリーム色上質紙に黒一色。
文章には飾り罫がついており、原則として左側に
イラストが入っています。
既刊と同様に(「てきとうレシピ」除く)一冊ごとに
版画による番号票がついています。
がまぴょん
57×83ミリ/本文24ページ/カラー絵本
価格1000円
装丁■白クロスに革調の用紙とのコーネル装
うさぎのがまぐちが冒険するお話です。お子様から大人まで大人気。
体育会系ネコ部
約60×65ミリ/本文32ページ/モノクロ一色漫画
価格1500円
装丁■クロスにアクリル手描きペイント。
親ばか満載。ネコ漫画です。表紙は一点ずつ顔が違います。
てきとうレシピ
約67×94ミリ/本文24ページ/モノクロ一色レシピ集
装丁■冊子状の簡易なものです。字も手書きです。
本当に適当だ! とアートフリマでお客様に微笑まれた
一冊です。にんにくがお好きな方におすすめします。
(本文を読んでみるとわかります…)
ユビワカタログ
29ミリ角/本文32ページ/カラー(イラスト中心)
装丁■銀と銀青のきらびきの紙で継ぎ表紙にしてあります。(背部分が銀青です)
指輪にまつわるエピソードが描かれており、指輪のケースに入っています。羽根のチャームと、キラキラ光るビーズがついており、レース模様のスタンプが押してあります。
■本以外に手ぬぐい(価格700円→予価よりあがってしまいました。すみません)も、もって行きます。
→手ぬぐいの画像はこちらへ
■本は全て見本を用意しています。立ち読み歓迎です。
■部数はどの本も10部前後であります。「ユビワカタログ」のみ残4部。
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