2005年09月26日(月)
文字入れ作業。大詰め。 [製作メモ]
製本に使ったのりボンド(ヤマトのり+木工用ボンド)や、うすボンド(水で薄めたボンド)は、そのまま置いておくと、綺麗にはがれます。ていうか、はがすのが好きです。
それはさておき、一日中、ずーっと、ちまちまPCで豆本本文に文字いれ。たった32ページなのに、小さい本なのに、あれこれ悩んでしまいたくさん修正する。ポイント数やフォント、絵とのバランス…試行錯誤の連続であっという間に時間がたってしまう。
小さい本なのに、というか、小さい本だからスペースがないんだなぁ…、などとジワジワ具体的に現実的に苦しみつつ、日付が変わったあたりでひとまず完成。
文字が入ったものをプリントしてみるとやっぱり印象が締まって、本らしく変身するのでウレシイ。ちっちゃくてかわいいし。現金なものです。
などと眺めていたら、誤植、発見。
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2005年09月24日(土)
2005年09月22日(木)
あせらず作りましょう。 [製作メモ]
珍しく製本モードになったので、在庫を増やすべく製作開始。
表紙・背の芯になる厚紙や用紙はサイズ通りにたくさん裁断してあるので、
1.それらを張り合わせて表紙を作り、
2.本文と合体させるだけ!
と書けば簡単そうなのですが、一冊の本に完成するまでには多くのワナが潜んでいて、どの工程もすごく緊張感があります。
画像は、表紙製作の途中。
芯の厚紙を包むように用紙(画像では茶色の用紙)を内側に折り返すのですが、その際画像のように余分な角を切っておくのです。折り返すと適度に重なり合って綺麗な角になる…はずなのですが、この画像では用紙の角を落としすぎてしまいました。これでは折り返したときに角部分に微妙な隙間が開いてしまって、美しくない!
ので、残念ながらこれは表紙にはならないのでした。
ほんの1ミリの手の狂いで作業が台無しになってしまうので、本当にがっかり・・・。ちなみに、表・裏の表紙の位置、背表紙の位置もひとつひとつ用紙に印をつけて、ずれないように丁寧に貼っていきます。そんなこともあって、あと一歩での失敗はとても悔しいのです。
もうひとつ製本で気をつけるところは、「背と本文を合体させるとき」。背表紙と本文の背をボンドで貼っていくのですが、左右のミゾも含めてボンドの量をしっかりめにしないと、ヘンなしわが寄ってしまいます。
●2007年6月追記
ボンド・のりの量は「適量」で。しっかりめにすればいいってもんではないことが何度も繰り返された失敗でわかったのでした。
1日プレスしたあと、楽しみにチェックしてみたら、シワシワの失敗作の連続ということがありました。
無理してたくさん作ろうと思ったのも一因だったので、それ以来ひとつひとつ、丁寧に作ることにしています。流れ作業ではなかなか、きちんとできないものみたいです。
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2005年09月20日(火)
しっぱいにつぐしっぱいをへて [製作メモ]
指輪本です。
扉や豆本一号「がまぴょん」の製作のとき、さんざんプリントミスしたのに、今回もいろいろ失敗。面付け(ページの位置)が間違っているんです。ダメダメです。
修正しまくって、なんとか正常な面付けに直り、何度もプリントしながらプリント位置も調節。正しくプリントされたところで、ガマンならずに裁断・折りもやって、本らしき形にしてみる。表紙はあんな感じで、あれをつけて…、とイメージもひろがります。(文字入れがまだなのに先走りがはげしい)
指輪ケースに入れて違和感がないような、可憐な表紙にしたいです。大きさも5センチ四方以下の小さめサイズになる予定です。
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