2006年08月14日(月)
「手作り本と手作り蔵書票」展 [観る]
ジュンク堂池袋店9Fで9月15日まで開催されている「手作り本と手作り蔵書票」展、やっとやっと観て来ました。
まずは壁面にずらりと並んだ蔵書票を拝見。木版、消しゴム版画、ゴム版画、銅版画…、実物の存在感はやはりちがいます。小さいのに不思議な生命感があるのがいいです。版画の味わいというか、複製できても全く同じものにはならないような雰囲気が、その理由かも。
また、繊細な世界が描かれたり、柔らかいタッチだったり、ざっくり大胆だったり、多彩な世界が並んでいるのも快くて「蔵書票ってどういうもの?」「どうやって作ったらいい?」と悩まずともよいのだなと改めて感じた。小さいけど奥深くておおらかで、私の好きな切手と蔵書票はなんとなくイメージが似ている。
ジュンク堂独特の気持ち言い本棚に誘導されつつ、平台の豆本展示へ。ここで、気になっていた中尾エイコさん作のブックブローチを発見。どれにしようか悩んで悩んで、画像の渋い色のマーブル模様のものにした。マーブルもすべて模様が違いますし、本はちゃんとひらくことができます。小さいのにとても綺麗なつくりで愛らしい。
◆中尾エイコさんのサイトの、販売商品一覧というページにてブローチの画像が見られます。
蔵書票・豆本作品も販売されておりましたが、誘導された本棚にて欲しい本をドンドンドン、と見つけてしまい手持ちがなくなってしまい、唸りながら鑑賞するばかり。日を改めてまた買いにいってしまうかもしれない。
ジュンク堂9Fの下りエスカレーターから見える夕暮れ時の空、秩父の山?のシルエットが浮かんでとても美しかった。
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Posted by 西イズミ
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