いくらでも入る魔法の本棚

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イグアナの嫁 [漫画とその周辺]

イグアナの嫁

表紙はクリーム色の型押しの紙。手触りや存在感があって◎

このタイトルは「イグアナの娘」のパロディなのか? と今気付く。
もちろん中身は一切関連性なく、「ツレがうつになりまして。」周辺の日々が丁寧に描かれた一冊。「幸せ」がいかに「主観的」なものであるか、客観性を基準にはかろうとすればするほど見失うものなのか、がよくわかる。

ちょっとマイナス思考の妻(著者の細川貂々さん)、前向きでてきぱきした夫(ツレさん)、ペットのイグちゃんの平凡な暮らしが、ツレさんの病によってわずかにゆらぎ、夫妻が右往左往しながら受け止めていく過程が断片的にではあるけれど、綴られていく。「ツレうつ」との大きな違いは、うつになる前後の描写と、イグちゃんの存在。
イグちゃんはただイグアナとして生きていて、それがとても清々しくてよい。話も通じないし、なにか気を利かせることもない。時には夫妻を困らせる。でも、その存在が二人をいたわっている。

ほのぼの とか ほんわか とかそういう箱に入れて語られそうな絵だけれど、焦ったり落ち込んだりちょっと意地悪な目になったり、キャラクターのネガティブな表情もなんとも味わい深く、それらが安易にかわいらしさオンリーになることを阻止して作品を豊かにしている。また、「ツレうつ」の「宇宙カゼ」に代表されるように、鋭い独特の言語感覚も面白い。今作では「クソます」に笑った。

おかしいなぁ 
うつ病ってはやってるんでしょ?

なんでみんなこんなにうつ病のこと知らないの?

なんで誰でもなる病気だって教えてくれてないの?

この「すぐには解決しない疑問」がいろいろ大切だったのかもしれない。

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ツレがうつになりまして。 [漫画とその周辺]

ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。

「宇宙カゼ」という命名だけでもすばらしい一冊。


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おふろやさん [絵本と児童書]

おふろやさん (こどものとも傑作集 (66))

だだっぴろい絵本

これ、小さい頃持ってた。
開いてから思い出した。
すこし鼠色がかった日本の街の色。
おふろであったまった人の肌の色。
いいな。
今と浴場のお客さんの数こそ違えど、上の二点は変わらぬまま。いや、今時の銭湯はぬるめだから、こんなにホカホカ感のある肌色にはならないかもしれない。

文が無い絵本なので、自由にきままに読むと良いでしょう。読んだあとはお近くの銭湯へ。

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やこうれっしゃ [絵本と児童書]

やこうれっしゃ (こどものとも傑作集 (65))

やこうれっしゃ (こどものとも傑作集 (65))

電車の絵ってどうしてこんなにカッコいいんだろう。電車は写真より、絵が好きだ。
夜行列車の断面――親子に友達連れ、サラリーマン、あらゆる人がそれぞれの目的で乗り合わせ、一晩を車内ですごしている様子が描かれている。

心がどこかに移動していくような、ものすごく幸福な感覚になる本。読むのは夜で。

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コクヨ ヒラメキ◆ノート [その他]

ヒラメキ・ノート〈01〉本の手入れ

ヒラメキ・ノート〈01〉本の手入れ

本をパラフィン紙で包むのは劣化促進行為!などの役立つ情報が書いてある本。パラパラ気軽に読めるし良いことだ…と思うのだけど、いっそ本当にノートのような体裁の方が好みかも。
後半は内容をまとめるテスト形式になっていくのだが、全くやる気が起きず。テスト範囲が狭すぎる(問題となる情報量が少ないのでテストするまでもない)。


ヒラメキ・ノート(05)温泉

ヒラメキ・ノート(05)温泉

上と同じシリーズ。小さい手ぬぐいのオマケがついていてうれしい。温泉の効能部分寄りの内容。役には立つのかもしれないが予想外の展開にはちと欠ける。温泉って健康になるためだけに行くわけじゃないしなあ、という気分になる。

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